株式会社教育企画センター
 SCROLL DOWN 
株式会社教育企画センター

BLOG
ブログ

2020.01.10 中高生のリアル2
パソコンの影響力低下。中高生はスマホを持ってリビングにいる?

題して中高生のリアル」

第2回です。

今どきの中高生の実態を知る基礎データとして御覧ください

(日本インフォメーション株式会社様よりご提供いただいた調査データに当社が解説を加えご紹介いたします)
調査手法:Web調査 エリア全国 / 対象者:中学生・高校生男女 / サンプル数:1200サンプル / 割付:各学年男女ごとに100サンプルずつ、均等に割付 / 調査時期:2019年8月 ※前回調査は2016年8月に、同様の設計で実施。

第2回は中高生が「自分専用で持っているもの」です。

 

「タブレット」は横ばいですが

「パソコン」が2016年より5.5pt減の11.3%でした。
「PCメールアドレス」は半減しています。

また「携帯型音楽プレーヤー」や「ゲーム機」の減少も目立っています。

パソコン、携帯音楽プレーヤー、ゲーム機、これらの機能がスマホに集約されていることが伺える結果です。「やはりそうか」ともいえる結果ですが、それにしてもいずれも大きな変化です。何より「パソコン」の低下には注目であり、
対中高生が広報対象の場合「スマホ」による広報力強化は当然の帰結となります。

ところが、自学WEBチェックはしているもののパソコンばかりで済ましている、という学校様は依然として、結構おられます。
実は自学スマホが(中高生にとっては)とても操作性や視認性が低い、使い勝手が悪い、ということに気づいていない、などということにならないよう、ご注意ください。


なお、自分専用パソコンを持たない傾向が強くなった、こんな高校生ですが、
皆さんの学校に入学・卒業したあと、結局、パソコンスキルは社会で求められます。

高等学校新学習指導要領では、「情報1」を共通必修履修科目にして総ての生徒がプログラミングやデータベースの基礎等について学習することにはなってはいます。

しかし、社会で最も求められるパソコンスキルといえば、
やはりWord、Excel、PowerPointです。

貴学在学中にWord、Excel、PowerPoint等のスキルを得られるような学びの機会を積極的に与えてあげてください。
皆さんの学校ではMOS(Microsoft Office Specialist)の講座は解説されていますか?
受講者は何人ですか?
受講者募集への積極的な学内広報は徹底できていますか?
是非一度ご確認ください。

当社にはMicrosoft Office Specialist 試験対策講座があり、多くの大学で講座開設させていただいていますので、お気軽にお問合せください。


 

「自分の部屋」も減少傾向です。

スマホを持ち歩けば足りるということでしょうか。
 
いずれにせよ、「自分の部屋」持ちが減ってきているということは、

中高生向けに発信した学校情報が
「リビングにいる本人経由」で
「保護者に渡る・話題化する」

可能性がこれまでより高まったとも考えられます。

なぜなら、自分専用の部屋が減るということは
1)中高生本人が
2)リビングなど家族のいるところで、
3)学校からのスマホメールやサイト情報を見る機会、さらにいうなら
4)スマホに限らず学校からの郵送物までも見る機会
がこれまでより増える可能性が高まるからです。

お友達感覚の親子関係が目立ってきているといわれて久しいですが、
このような機会が増えれば、自然と、リビングで接した学校情報が(中高生本人だけにとどまらず)保護者や兄弟姉妹との間で話題化したり、中高生本人から渡されたりする可能性がかつてより強くなるというわけです。

保護者が気にする「進学費用や入試制度、Career支援(役立つ資格取得や就職支援)」等の情報が保護者に届くチャンスがこれでまた一つ増えたといえましょう


▶教育企画センターは、貴学の募集を応援します!募集力応援商品はこちら
当社では、既存の各種アンケート調査商品だけでなく、今回ご紹介した調査データのような中高生統計データ収集も含め、
貴学の御要望にお応えするさまざまなアンケート調査の実施も可能です。
また、紙媒体・WEBサイトの両方の広報物制作も実施いたします。
▶まずはお気軽にお問い合わせください。
▶また、調査商品の紹介等、各種資料のダウンロードはこちらから可能です。


 

CONTACT
お問い合わせ

まずはお気軽に皆さまの声をお聞かせください。

高校生募集苦戦の広報ご担当者さまへ。募集の秘訣をアドバイス!