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2020.03.24 【活動再開準備】小・中・高校に関する文科省通知に見る、
教育現場活動再開時の重要な考え方

文部科学省が「令和2年度における小学校,中学校,高等学校及び特別支援学校等における 教育活動の再開等について(通知)」という通知を令和2年3月24日に出し、春休み明け以降の学校再開に向かって重要な考え方を通知しました。
 
大学・短大・専門学校もいつまでも募集イベントを中止・延期しつづけるわけにも行かないかと思いますが、実行・再開する場合の参考になろうと思いますのでご紹介します。


 

教育再開時は「保健管理や環境衛生を良好に保つ」ことが重要!

この通知では「新型コロナウイルス感染症対策の状況分析・提言」(新型コロナウイルス感染症対策専門家会議(令和2年3月19日)を元にして、

春休み明け以降の学校再開に当たっては
「保健管理や環境衛生を良好に保つような取組を進めていく」とともに,
「咳エチケットや手洗いなどの基本的な感染症対策を徹底する」ことが重要な考え方であると伝えています。

「咳エチケットや手洗い」はわかりやすいですよね。

では、「保健管理や環境衛生を良好に保つような取組」とは具体的には何なのか?というと、
日々の学校現場における「3つの条件が同時に重なる場」を避けることを求めています。。

 

3つの条件が同時に重なる場を避けることが大事

その3つの条件とは

<1> 換気の悪い密閉空間にしないための換気の徹底

<2> 多くの人が手の届く距離に集まらないための配慮

<3> 近距離での会話大声での発声をできるだけ控える

ことなのだでそうす。
言われてみれば、とても単純で当たり前のことですね。

しかし、これらはオープンキャンパスにおける、学部・学科プログラムや学校說明プログラムを行うときの会場運営指針にもなりえますので軽視はせずに自学に置き換えて考えていきたいものです。

 

オープンキャンパスでも3つの条件の重複は避けましょう

例えば

<1> 参加者が集まるプログラム会場は可能な限り換気が可能広めの教室で行い

<2> 座席間は離して座らせ(見にくい・聞きにくい座席が生じないかの事前確認も必要

<3> どうしてもそばでの会話もあるでしょうから、いまだ入手困難であるマスクを持参していない参加者や学生スタッフのためにマスクの手配ができると良いでしょうし、大声対策にはマイクやスピーカーの手配を必要とするプログラムや担当教職員がないかの事前チェックと準備も必要です

(先日の強行開催された格闘技イベントでは有りませんが、1回参加者が数百人から千人規模になるような非常に多いイベントではなかなか対策は難しいものがありますが)1回の参加規模の大きくないイベントであれば、3つの条件をひとつの指針にして、今から再開に向けてひとつずつ具体的に検討し、クリアにしていきたいものです。

さあ、まだまだ教育業界でも大変な日々が続きますが、前向きにいきましょう!

 

なお、今回、通知の大事なエッセンスを紹介しましましたが、紹介したことは通知のごく一部です。
通知文書は22ページにわたるものです。詳細は下記から御覧ください。

文部科学省 重要なお知らせ:
 【学校再開】令和2年度における小学校、中学校、高等学校及び特別支援学校等における教育活動の再開等について(通知)(令和2年3月24日)(※PDF)

 


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