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2024.03.25
都道府県別18歳人口予測推移
文部科学省2023「学校基本調査」に見る募集ターゲットの地域別減少予測
都道府県別18歳人口予測推移
※高校3年生相当年齢の年度を18歳人口年度に設定しています
2023年文部科学省「学校基本調査」に見る募集ターゲットの地域別減少予測動向です学生募集戦略・戦術を定めるにあたっては、
1)どのような学生に出願してほしいのか、具体的に学生像を絞り込み(ターゲティング)、
2)自学のポジショニングを確立する=自学の位置づけを明確にする(ポジショニング)ことと思います。
そのための土台として、まず、
3)募集広報対象者のグループ化・分類(セグメンテーション)が土台となることでしょう。
自学の募集対象地域のターゲットの人数・増減傾向はどうなっているのか、は最も基本的なデータとなります。
今回文部科学省の「学校基本調査」をもとに18歳人口予測値を算出し、グラフや図表を作成しました。貴学の募集広報戦略の参考にお役立てください。
大きく減少した2023年度を過ぎ、
これからの2年間はターゲット数は増加。
だからこそ、それ以降の減少が続く時期の到来前のこの大事な期間は
募集力強化に向けた「商品力強化」の2年間としたい。
2023年度にターゲット層人口は大きく減少しましたが、その後、この2年間(2025年度まで)は持ち直します。
しかし、それ以降は全般的には再び右肩下がりが始まります。
このターゲット層の数が増加する2年間のうちに、学校・学科の優位性や独自性を高める取り組みを行い、
来る大減少時期を乗り越える準備をしておきたいものです。
実際、(2021年度と比較して)その後の増減を長期的に増減を見ると厳しい状況が見えてきます。
●全国18歳人口は2034年度には約13.5%減少します。
● 大きな減少が予測されるのは東北18歳人口。続いて、北海道のマイナスも大きく、80%を割ります。
→東北では、宮城県以外の減少率が20%を大きく超えていきます。
→但し、その宮城県さえも全国平均を上回る減少傾向を見せます。
●近畿では、奈良、和歌山、三重の減少が目立ちます。
→大阪、兵庫、京都でも楽観できません。全国平均前後の減少が見られます。
●九州・沖縄および関東の減少率は比較的目立たず、減少率も抑え気味ではあります。
→しかしながら、関東でも北関東(茨城・栃木・群馬)の減少率は年を追うに従い大きくなります。
→九州は、福岡、沖縄は変動が少ないことが特徴です。
付録データ
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